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野球肘の治療の流れ

2022.09.15

目次

野球肘で最も危険な外側型野球肘

 

野球肘は内側・外側・後方型の3つがあります

 

一番多いのは内側の野球肘

 

一番厄介なのは外側の野球肘

 

後方は比較的に稀です

 

 

 

診察

 

まず、いつから痛いのか

 

あの時の一球で痛めたのか

 

それとも徐々に痛みが出てきたのか

 

 

次に圧痛点(押して痛い部位)と肘の可動範囲(曲げ伸ばしがどのくらいできるのか)を確認します

 

その後、エコーで内部の状況を確認します

 

 

 

 

野球肘のエコー検査

 

エコー検査は、痛みを感じる部位、損傷している部位を正確に、リアルタイムで写し出せます

 

レントゲンでは、異常がないと言われた方でも、たくさんの異常所見が見つかります

 

 

 

レントゲンは、ざっくり全体像が把握できる画像診断

 

 

エコーは、ピンポイントで細部が把握できる画像診断

 

 

それぞれ長所短所があります

 

 

エコーは写し出す人のスキルによっても全然変わります

 

 

レントゲンで異常がなくても、痛みや動きの悪さ、違和感を感じる時はエコー検査がおすすめです

 

 

 

内側野球肘

 

小学生低学年くらいから野球をしている子が、小6、中1、2くらいの時期に肘が痛くなってしまい、エコー検査をしてみると、実は昔に痛めていたケースが本当に多いです。

 

 

その当時は、違和感があったり、全く痛みがない人もいます

 

 

そういった過去の損傷が残っているケースがあるんです

 

 

若干、骨の形が変わっていたり、剥離しているのが残っていたり…

 

 

基本的に軟骨は痛みを感じないので、気が付かず、損傷していたり、重症化していたりします

 

感じないって怖いですよね

 

 

 

外側野球肘

 

一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、「離断性骨軟骨炎」といいます

 

 

一昔前では、野球を辞めてしまったり、利き腕を変えたりと、かなり重症化して、発見されることが多かったのですが、今では、エコー検査があるので超早期発見できる時代になりました

 

 

12、13歳に多く、BMIがやや高めの子になりやすいと言われています。

 

すこーしぽっちゃり体型の子ですね

 

 

 

「なんとなく肘の外側に違和感があり、レントゲン撮ったけど、骨に異常がなくて、筋肉の疲労だと言われていたんですが〜」

 

 

よくあるパターンです

 

 

エコーで見てみると、しっかり離断性骨軟骨炎になっていたり

 

 

外側に違和感

 

外側がなんとなく腫れぼったい

 

 

これは要注意のワードですね

 

 

野球肘の治療

 

 

まず、診察し、エコー検査をし、損傷部位の特定をし、ここまできて、ようやく施術開始です

 

 

当院では当たり前の流れなのですが、そうでない場合もあったり…

 

 

 

ここまでの過程をおろそかにして、いきなり施術するのは危険ですし

 

診察はしっかりしてもらったけど、様子を見るしかないと言われ、ただ治るのを待っているのは辛いです…

 

こんな声は日常茶飯事です

 

 

これらの流れを踏まえた上で、施術していくのが阿部接骨院です

 

 

 

肘の動き、痛みを軽減させることはもちろん

 

なぜ、野球肘になったのか、全身のバランスを見ていきます

 

 

 

 

 

患部の治療・全身のバランス調整・投球フォームの確認

 

 

患部の治療はもちろん、

 

 

肩の動きのあるさ、

腰や股関節が影響している場合、

すべての動きが悪い子

 

 

 

 

肘が痛いのは結果であって、原因が別にあることも多々あります

 

 

これらを見抜いて、施術していきます

 

 

 

 

これが早期復帰・早期改善へ導ける秘訣です

 

 

 

 

 

当たり前のことを当たり前に

 

 

 

 

 

学生の貴重な時間を楽しんでほしい、最大限に