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足首捻挫の治療の流れ
目次
問診
まず、いつ、どのようにして足首を痛めたのかを確認します。
昨日痛めたのか、
数時間前に痛めたのか、
それとも1ヶ月前に痛めたのが、未だに痛むのか。
次にどのようにして痛めたのか。
バレーボールの着地で足を踏んだのか。
バスケで切り返ししようと踏ん張った時に捻ったのか。
溝に落ちて捻ったのか。
それとも、気がついたら、なぜか足首が痛かったのか。
「足首が痛い=足首の捻挫」と思い込んで、よくよく聞いてみると、捻ってはないと言い切る人もいます。
しっかりと状況を聞き出します。
エコー検査
当院の魅力の一つ、エコー検査を行います。
エコーを導入している接骨院はまだまだ数少ないです。
導入しても、扱いが難しいため、訓練が必要です。
当院では、毎日のようにエコーを使っていますので、ご安心ください。
エコーでは、
靭帯の損傷
筋肉の損傷
骨の損傷
出血や浮腫
炎症反応
が観察できます。
レントゲンは、骨の損傷を見つけてくれますが、小さな小さな骨の損傷(剥離骨折やヒビ)はなかなか見つけられません。
レントゲンは、大きな骨折や脱臼や腫瘍がないかなど、重大な怪我がないかを検査します。
なので、痛いけどなんとか歩けるような足首捻挫や、足首がぷっくり腫れているような捻挫には、エコー検査の方がわかる情報が多いのです。
これからは、スポーツの怪我に対してはレントゲンではなく、「エコー検査」がゴールドスタンダードになって行きます。
レントゲンにはレントゲンの良さ
エコーにはエコーの良さがあると言うことです。
エコーで損傷の状態がわかれば、次は治療です。
治療
一般的な足首捻挫の治療は、「安静・固定・湿布等で2週間様子をみましょう。」といったところでしょうか。
問診・エコー検査ももちろん重要ですが、阿部接骨院の強みは、ここからしっかり治療ができるところです。
多くの場合、診断された後は、日にち薬になってしまいます。
しかし、怪我の治療は、早期から動けるようにして行くことがとても重要なのです。
捻挫したことによって、足首に「筋膜の歪み」や「癒着」が発生しているので、それらを手技で取り除き、損傷している靭帯や骨に対しては、微弱電流治療器エレサスを使い、「靭帯や骨の修復」を速め、早期回復へと導きます。
エコーで損傷状態を確認しながら、痛みを取り除き、動けるようにしていきます。
ここまでできる治療院はなかなか少ないかと思います。
学生にとっては、貴重な価値のある時間、その時間がただ、過ぎ去るようなことはさせません。